社長ブログ

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2023.08.06 環境問題

たいせつなふゆ

夏真っただ中の8月、コロナによる自粛ムードが収まって初めての夏ということもあり県内でも各地で夏まつり・海水浴・ライブなど多くのイベントが開催され普段の景色を取り戻しつつあるように感じます。


例年と違うのは何といってもこの気温。宮城だけでなく全国的に連続猛暑日が過去最長となる地域が増えており厳しい酷暑が続いています。


私は先日、住宅の断熱構造研修で人生初の札幌に行ってきました。
北海道といえば豊富で新鮮な海の幸、おいしい地ビール、広大な大自然、アイヌ文化、そして・・・雪!


民家のほとんどの屋根には無落雪屋根と言って、雪を地面に降ろさず屋根上で溶かす工法が取り入られていました。
ですので屋根形状は家の中心に向かってM字型に作らています。
これは豪雪地域である北海道ではごく普通の屋根ですが、宮城の民家ではお目にかかれない屋根に、北海道の建築家の知恵と試行錯誤の賜物に感動すら覚えました。


そういった屋根形状からもわかりますが当然真冬には雪がたくさん降り年間平均降雪量は5メートル前後とのこと。ある時地元男性と話す機会がありました。私は「冬は雪が多くて大変ですね」と聞いたところ、「その冬の寒さがあるから除雪の仕事があり、海の幸が育まれ、短い夏に美味いビールが飲めるんだよ。」と仰っていました。
その言葉を聞いて、とても素晴らしい考えだなと感銘を受けました。


自分自身も建築家として微力ながら地球温暖化を少しでも食い止めるべくゼロエネルギーハウス(ZEH=電気や灯油などを極力使わない家)と次世代のこどもたちへもつながる、50年後も価値のある家づくりを全力で研究し取り入れ進めてまいります。
(サムネ画像は現在仙台市青葉区中山で建築中のT様邸です)


ご縁に感謝いたします。
 
MOTHER'S(株式会社リライト)
代表取締役 大村 晃
2023.08.06 1号

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